『十文字セツ子 オンステージ with DAIMA』ご感想、劇評スレッド掲示板




[0] 『十文字セツ子 オンステージ with DAIMA』ご感想、劇評スレッド掲示板

投稿者: 企画制作 工房ダブルラックKD113147027008.ppp-bb.dion.ne.jp

十文字セツ子 オンステージ with DAIMA』 無事終了いたしました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。 ご感想、劇評をいただけたら幸いです。次の公演の励みになります。投稿者(名前)欄は、空欄で結構です。匿名と表示されます。





[6] 観劇日記

投稿者: 高木登 投稿日:2018年 4月 4日(水)20時17分5秒 KD113147027008.ppp-bb.dion.ne.jp  返信

シュールで、滑稽で、奥行きの深い面白さで楽しませてくれた。
観劇後の印象からすれば、これはもう「詩劇」と言ってもいい。
坂口安吾の『桜の森の満開の下』を骨格にして、北村青子がかつて所属した転形劇場の太田省吾の『太田省吾戯曲集』の抜粋、それに太宰治の『燈籠』、萩原朔太郎の『猫町』、そして武内紀子の『春の小川』『狩り』『河川敷』を織り込んでオムニバス形式にした劇。
還暦を迎えた十文字セツ子(北村青子)が自分へのご褒美にハイヤー日帰りツアーを申し込む。やって来たのは運転手の大間。大間はセツ子にツアーのコースをいろいろ紹介するが、どのツアーにも関心を示さず、そのうちに鈴鹿の桜が見たいと言い出す。大間は日帰りツアーでは無理だと答えると、セツ子は坂口安吾の『桜の森の満開の下』の朗読を始め出し、大間をそれに引き込んでいく。
副筋に先にあげた作品が織り込まれていくのだが、北村青子と大間剛志による絶妙な二人芝居の面白おかしさと、最後の場面が衝撃的に面白い。
山賊にさらわれその女房になった女を背負って満開の桜の森の下に来るとその女が鬼と変化し、男は鬼となった女の首を絞めて殺すと、鬼は女に戻っていたという話のところで、セツ子は大間に同じように首を絞めさせ、もっと力をと迫り、本気で絞めた大間はセツ子が死んでしまったことに呆然となってセツ子の部屋から逃亡する。
セツ子の死体は亡くなった大家の息子が河川敷に運び、死体が発見され、運転手の大間が容疑者となり、大家の息子が死体遺棄をしたという臨時ニュースとして流される。
そこで一旦暗転し、芝居も終わったかのように見え観客から拍手が送られるのだが、舞台は再び明るくなって、被害者の十文字セツ子が息を吹き返したという臨時ニュースが流される。
十文字セツ子が大間から首を絞められて死ぬ場面では、ホリゾントの壁面に満開の桜の木が映し出され、最後の場面ではこの満開の桜が全部散ってしまったところが映し出される。
セツ子が目覚めたところで運転手の大間が1日ツアーの迎えに来てセツ子に声をかけるところで終わる。
つまり、これまでの話はすべてセツ子の夢の話であったという最後にオチがある。
観客を楽しませ、驚かせるという見事な構成であった。
ストーリーを抜き出してこのように書き抜いてもこの芝居の面白さの本質を伝えることはできない。
北村青子のおどろおどろしいまでの台詞力と所作、そしてそれをしっかりとほんわか受ける大間剛志の絶妙な組み合わせは、ただ観て楽しむ以外にはない。
日帰りツアーに乗らないまま、1時間30分があっという間に過ぎた。

あーでんの森散歩道(別館)より
http://mineyo-tk.main.jp/kangeki/bekkan/b_2018/2018_10.html




[5] ひさしぶりの

投稿者: しゅう 投稿日:2018年 4月 4日(水)18時34分54秒 KD113147027008.ppp-bb.dion.ne.jp  返信

ひさしぶりのセイコさん。可愛らしいエクボと般若の怖さ、ひきこまれました。



[3] 落ちが…

投稿者: ひきだひろし 投稿日:2018年 4月 4日(水)10時25分55秒 p92214d.tokynt01.ap.so-net.ne.jp  返信

夢落ちってどうなのかな? セツ子は死んだで終わったほうがいいんじゃないかな。シリーズ化を気にするなら、蘇生した、クローンで蘇ったとかでなんとかなるんだけど。だいたい夢落ちだったのかどうかもよくわからなかった。そんなことは全体的におもしろかったからチャラになるけど。



[2] (無題)

投稿者: 武内紀子 投稿日:2018年 4月 3日(火)22時23分19秒 KD182251248018.au-net.ne.jp  返信

例えば、タクシー運転手がうたたねして、その夢の中で、十文字セツ子を乗せて、鈴鹿の森の桜の満開の下、タクシーをぶっ飛ばしたら、とか、例えば、妄想の朗読ディナーショーを、十文字セツ子が開いたとしたら、誰もいないのに、勝手にピアノが鳴り出したら、とか、妄想が妄想を呼ぶ公演でした。
シリーズ化、期待してます!
お疲れ様でした!!


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